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バンコクホーチミンビンズオンダラットタイニン

 

■バンコク

  • タイの首都・タイ最大の都市であり、またラオスやカンボジア、ミャンマーを含むインドシナ半島の経済圏の中心地でもある。2011年3月、英国のシンクタンクにより世界第61位の金融センターと評価されており、東南アジアではシンガポール、クアラルンプールに次ぐ第3である。また2010年、アメリカの外交専門誌フォーリンポリシーにより、バンコクは世界第36位のグローバル都市に選ばれている。東南アジアではシンガポールに次ぐ第2位である。
  • 市内にはタイ国際航空やバンコク銀行、シン・コーポレーション・グループなどの大企業の本社やスタンダード・チャータード銀行やメルセデス・ベンツ、アリアンツなどの外国企業の支店が立ち並ぶ他、サイアム・パラゴンや伊勢丹、ロビンソンなどの大規模なデパートやショッピングセンターなどが立ち並ぶなどタイ国内における消費トレンドの発信地でもある。
  • タイの他の観光地と同じく、観光も大きな産業の一つとなっており、市内には高級ホテルからバックパッカー向けの安宿までが立ち並び、また市内の至る所で日本や中華民国などのアジア諸国の他に、ヨーロッパやアメリカから来た観光客を目にすることができる。
  • 2009年にタイ統計局が公表した家計調査によると、バンコク首都圏の1世帯当たりの平均所得は月3万7732バーツ(約10万円)である。1人当りの平均所得だとその3分の1程度である。
  • 第二次世界大戦前より多くの日本企業が進出しており、特に1960年代の高度経済成長前後にはホンダや三菱電機、東京海上日動、鹿島建設、間組、東急百貨店や伊勢丹など、さまざまな業種にわたる日本企業が進出してきている。また、これらの企業進出にあわせてバンコク日本人学校(泰日協会学校バンコク校)の生徒数も増加を続けている。

 

■ホーチミン

  • ホーチミン市はベトナムで最も重要な経済的中心地である。数多くの大企業も含め、およそ30万社がハイテク産業、電器、機械加工及び軽工業に従事し、あるいは、建設業や素材産業、農業製品製造業に携わっている。
  • 現在、ホーチミン市には15の工業団地及び輸出加工地区があり、これに加えて、Quang Trung Software Park及びSaigon Hi-tech Parkがある。
  • ホーチミン市には、小規模なものを除いても171の市場、スーパーマーケットのチェーン店が10系列、高級ショッピングモールが1ダース、多数の美容服飾センターがある。50行を超える銀行が何百もの支店を有しており、拠点を置いている保険会社も20社ある。ホーチミン市には、ベトナムで最初の証券取引所が2001年に開かれた。
  • 2005年には、ホーチミン市の域内総生産は推計で116億米ドル(対2004年比12.2%増)、人口1人当たり約1,850米ドルになり、ベトナムの国民総生産の20%を占めた。この域内総生産を購買力平価により計算すれば、560億米ドル(人口1人当たり8,900米ドル)に達する(全国平均の約3.5倍高い)。
  • ホーチミン市の工業生産高は56億米ドルで、全国合計の30%に等しい。ホーチミン市の港の輸出入高は290億米ドルで、全国合計の 40%である。ホーチミン市は、国家予算の歳入の約30%を担っている。

 

■ビンズオン

  • ビンズオン省(Binh Duong)は、ドンナイ、ブンタオ、ビンフォックなど南部重点経済区の南東にある省であり、面積は2695.5平方キロメートル、人口は110万人強である。
  • 経済の中心地であるホーチミン市の北部に隣接し、平らな土地に国道やアジアハイウェイなどの重要な道路網があり、タンソンニャット国際空港や港湾施設に大変近く、インフラ面で好条件がそろっている。
  • ビンズオン省は工業都市としての整備を早くから進めており、工業成長率は平均で15.5%である。現在は16の工業団地(総面積32.75平方キロメートル)が操業しており、25の工業団地が建設中もしくは建設計画されている。
  • 外国企業の投資件数はホーチミン市に次ぐ国内第2位で、2006年の日本からの新規直接投資件数が過去最高、新規投資額は前年比2倍以上という飛躍的な伸びをしており、現在、省内における現地企業3,200社、外資企業は1,000社にのぼっている。
  • 進出のための用地確保が難しくなっているホーチミンに隣接し、インフラ条件も整っている。

 

■ダラット

  • 1500mの高原に位置し、灌漑、農業用の人工湖が多い。気候と風光を活かして、高原リゾートとしての観光開発が進む他、野菜や花の栽培地としても利用されている。近年は多くの収穫物が日本や欧米諸国に輸出されている。
  • コーヒーの産地としても有名で、高原のためベトナムでは貴重なアラビカ種の豆が栽培されている。郊外のそこここで、コーヒーの木に咲く花や、実りつつある豆が見られる。
  • フランス人によって開発された歴史があるために、1930年ごろのフレンチヴィラが多く残っていて、ヨーロピアンな佇まいを醸し出している。それらのヴィラをホテルやレストランに改装する動きが目立って来ている。

 

■タイニン

  • ベトナム南西部のタイニン省の省都。ホーチミン(胡志明)から北西約100キロ。
  • タイニン市まではホーチミン市内から国道22号線で2時間半。カンボジア国境に沿って片側2車線の良く整備された道路が走っている。
  • 農業中心の比較的貧しい地域であるが、それでも160件以上の外国投資(総投資認可額7億ドル)が行われており、縫製、靴、製糖などの産業が育っている。
  • 日本企業も縫製や製紙関係の企業が進出している。
  • 今後は、ホーチミン市からプノンペン、バンコクへの東西回廊が発達すれば、その経由地となるタイニン省(特に南東部)はもっと注目されるようになるであろう。
  • なお、20世紀初頭に誕生したベトナム独自の新興宗教であるカオダイ教の本部は、このタイニン市にある。仏教、儒教、キリスト教、イスラム教などを融合した混合宗教で、派手な寺院建築でも有名。ベトナム全土に300万人の信者がいるとされ、省人口の4割はこの宗教の信者と言われている。