HOME > 経営技術ライブラリ > 続・仕事辞典 > 第1章:身につけておくべき産業人の常識

続・仕事辞典
“産業人”を「価値を生む社会人」と定義し、まず身につけておくべき基本的な考え方や仕事の実務的ノウハウについて重要テーマを100厳選し、読者の「転ばぬ先の杖」になるようにとの想いで編纂しています。

3. 感謝の気持ちを持った言動・態度

◇仕事の出来る人が持つ感謝の気持ち

心がこもっていれば態度で相手に伝わる。それが「以心伝心」である。以心伝心できない想いには心がこもっていないと考えたい。しかし現代社会では「以心伝心」ができない人が増えている。それは何故かを考えておく必要がある。

1.言葉に気持ちを込める

言葉に心がこもっていれば相手の心にも響く。 不器用で洒落た言い回しでもなくても、想いがあれば良い。気持ちが入っていない言葉は、どんな名言や、どんな偉い人の言葉でも、表面だけのもので相手に伝わらない。何事でも、まず自分が本当に伝えたいという気持ちになることである。

2.感謝の気持ちを言葉や態度で伝える

私にわざわざアドバイスしてくれた。私達のために○○をしてくれた。というように色々と動いている人を見ることで、「お疲れ様」「有難う」などという言葉が自然に出る。中には感謝していても、言葉や態度に出ないという人もいる。態度に出ないような感謝は、本当の感謝の気持ちとは言えない。本当に感謝の気持ちがあれば自然と相手に対して、言葉や態度に出てくるようになる。

3.感謝の気持ちが「お役立ち」に繋がる

「お役立ち」が出来る人かどうかは、感謝の気持ちを持っているかどうかが起点になる。感謝の気持ちがあれば、それに応える気持ちがわいてくる。その応える気持ちが「お役立ち」である。感謝の気持ちのない人には、「お役立ち」は出来ないし、「お役立ち」の気持ちがない人は、被害者意識の人になりかねない。

4.「協力しよう」と思ってもらえる

感謝の気持ちは、一緒に仕事をする人たちだけでなく、広く社会にも持ちたいものである。 自分が担当する仕事において、指導を受けたり助けてもらったり、一部を分担してもらっても平気な顔をしているとしたら、相手は最少限の事を機械的にしかしてくれない。まして、このような姿勢でいると、相手も「一緒にやろう」という気持ちにはならない。仕事は誰かの協力があってこそ成し遂げていけるものであり、上手くいくものである。相手に気持ち良く協力してもらえる感謝の気持ちを持つことは重要である。

5.レスポンスの良さがモノを言う

感謝の気持ちというのは、まずレスポンスの良さに現れる。相手も忙しい中で、手伝ってくれている。そのバトンをいかに早く受け取り次に繋げるか、その考働こそが感謝の気持ちが伝わる自然な姿である。