HOME > 経営技術ライブラリ > 続・仕事辞典 > 第1章:身につけておくべき産業人の常識

続・仕事辞典
“産業人”を「価値を生む社会人」と定義し、まず身につけておくべき基本的な考え方や仕事の実務的ノウハウについて重要テーマを100厳選し、読者の「転ばぬ先の杖」になるようにとの想いで編纂しています。

16. コツコツと努力する

◇努力は天才に勝る

1.天才的プロと凡人のプロ

経営社会での天才的プロというのは、経営意識・経営センス・経営技術などを無意識のうちに体得する。しかし、このような人はめったにいない。それに反して、凡人のプロは沢山いる。

凡人のプロは、当たり前のことを当たり前にやる人である。裏表がなく、自分が求められる、あるいは生きて行く社会のために、一生懸命努力する人である。そして、科学的な思考力(人類が培って来た知的財産)を習得し実行できる人を言う。このような人には、自覚と努力次第で誰でもなれる。


2.努力は天才に勝る

「努力は天才に勝る」と言う諺がある。天才的な人はめったにいないが、凡人がコツコツ努力すれば、天才にも勝る。コツコツ努力する人は、頭に叩き込み、体で覚えるのである。コツコツと努力するノウハウや生活の仕方を持っているかいないかで、自分の人生が良いか不味いかに分れる。

3.目的のピント合わせが重要

しかし、いくらコツコツ努力しても成果が出せなければ意味がない。忙しく動いて、コツコツ努力しても成果が出ない(出せない)原因は何かを考える。それは目的のピントがズレているからである。目的が利己的なものは、一般的にズレていることが多い。ピントのズレを修正し、成果が出るようにする。

4.成果を出す

通常、凡人が成果を出すためには、コツコツ努力し、数をこなしていくことが大切である。一番やってはいけないことは、目的のピンボケのために努力を無駄にすることである。