HOME > 経営技術ライブラリ > 続・仕事辞典 > 第1章:身につけておくべき産業人の常識

続・仕事辞典
“産業人”を「価値を生む社会人」と定義し、まず身につけておくべき基本的な考え方や仕事の実務的ノウハウについて重要テーマを100厳選し、読者の「転ばぬ先の杖」になるようにとの想いで編纂しています。

20. 好き嫌いで判断しない

◇総合力を発揮するための方法

1.総合力を発揮するために

総合力を発揮することが出来れば、気持ちの良い環境づくりができ、さらに企業力を高めることができる。そのためには、まず仕事や人に対する好き嫌いを無くさなければいけない。

1)仕事に対する好き嫌い
仕事は決して楽しいことばかりではなく、好きな仕事ばかりできるわけでもない。辛い仕事でもそれが自分の仕事であればやらなければいけない。しかし、嫌だと思って仕事をするのではなく、そこに楽しさを見つけて仕事をすれば、いずれ結果が出てくる。
2)人に対する好き嫌い
好き嫌いで判断するのではなく、どこにいてもどんな人とも上手く付き合っていかなければならない。相手を嫌えば、必ず跳ね返ってくると言われている。また、自分の基準を押し付けるのではなく客観的基準で考え、相手を尊重することが大切である。


2.相手の意見を正しく掴む

まずは好き嫌いで判断する前に、相手を良く知ることが重要である。相手を観察し、自分と同じ部分や、異なる部分を見つける。そして異なる部分には反対意見ではなく異論を提案し、お互いが成長できる関係になることである。

3.「好き」という感情

好き嫌いは誰にでもある、人間としての普通の感情である。人でもモノでも「好き」という感情はとても素晴らしく、人生を楽しく過ごすことができるものである。しかし、この感情を直接現すようでは子供と言われても仕方がない。悪感情は内に秘め、人と接するように努力して初めて大人といえる。

また、上司が叱るときに怒ることがあるが、これは好き嫌いでそのような態度を取っていると捉えるべきではない。自分に知的財産を提供してくれているのだと捉え、感情的なのはその代償として受止めることが出来るようになると、大人ということになる。