HOME > 経営技術ライブラリ > 続・仕事辞典 > 第2章:コミュニケーションの達人になる

続・仕事辞典
“産業人”を「価値を生む社会人」と定義し、まず身につけておくべき基本的な考え方や仕事の実務的ノウハウについて重要テーマを100厳選し、読者の「転ばぬ先の杖」になるようにとの想いで編纂しています。

1.第一印象の重要性-人と接する態度

◇コミュニケーションを成功させる

1.第一印象が悪いとコミュニケーションは失敗する

私達は長い人生や仕事の関係で、数限りない人との出会いを経験する。初めて会う人に対して、意識するかどうかは別として、事前に得られるその人に対する情報(まわりの人からの評価など)と対面した時の第一印象から「相手はこんなタイプの人だろう」と言う事を即時に判断し、その判断をもとにコミュニケーションを図ろうとする。 いくらまわりの評価が良くても、第一印象が悪ければコミュニケーションはうまく進まない。

2.第一印象とはどういうところに表れるか

 「印象を良く見せたい」とは誰もが思うことだが、良く見せようと意識する以外のところで判断されることが意外に多い。例えば、相手の言うことを一生懸命聞こうとしているのだが、無意識に机に肘をついていたり、椅子に寄りかかっていたり、目線を相手から外してしまっているようなことがある。相手にこんな態度をされると、「自分の話を聞こうとしていない」と判断されてしまい、いくらこちらからコミュニケーションを仕掛けてみても相手の心には届かない。

3.驕りや傲慢さが無意識に態度になる

人は無意識に相手と自分とを比べている。そこで勝手に自分より優れているとか劣っているとかということを判断し、それが態度に現れていることがある。意図して態度を変えるのは良いが、無意識に態度が変わるというのは相手にマイナスイメージを与えることが多い。
こうならないようにするためには、自然体で相手に好感を持たれる態度を身につけておくことに尽きる。自分が相手にどのように映っているか鏡の前に座って自分を見つめてみるのも一つの方法である。違和感を持つようなところがあれば、その態度は確実にどこかまずさがあると思って間違いない。まずは、そういった部分を無くすところから始めてみよう。

4.身なりや容姿も第一印象に影響する

付けているモノ、着ているモノが「身分相応」であること。また、仕事をするのに適していること。これらに気をつけることは産業人として重要である。個性的な姿は、20歳~30歳代では好感は持たれない。