HOME > 経営技術ライブラリ > 続・仕事辞典 > 第2章:コミュニケーションの達人になる

続・仕事辞典
“産業人”を「価値を生む社会人」と定義し、まず身につけておくべき基本的な考え方や仕事の実務的ノウハウについて重要テーマを100厳選し、読者の「転ばぬ先の杖」になるようにとの想いで編纂しています。

16.返事の実務-相連報

◇返事はコミュニケーション

1.返事は問われたから答えるというものではない

返事はコミュニケーションの一つの形態である。コミュニケーションにならないような返事は返事ではない。

2.すぐに返事ができない時の原則

問われている内容について、すぐに返事が出来ないときは返事が出来るまで待って貰うために、意思を伝える返事をしなければならない。問われている内容が分からない、自分の理解に不安がある時は、正確に把握出来るまで問いかけなければならない。


3.無言の返事

無言で意志を伝えるという返事の仕方がある。これは、一般的には、「答える意思なし」か「問われていることに反対である」となる。ただし、無言による返事は、一般的には、コミュニケーションにならないだけでなく、返事を求めている人との人間関係を保つことを否定する事を意味する。

 

4.返事をする対象

また、自分に問われているときだけ返事をすれば良いというものではない。コミュニケーションをする関係にある人が不特定の相手に発言した事に対しても返事をするというのが常識だ。

 

5.返事の内容で聴力を見極められる

コミュニケーションは、対話でなければならない。その対話も、自己を主張だけでは、対話ではなく押し付けである。まず、コミュニケーションは、聞くことから始まる。相手の話を聞いていないと返事が出来ない。返事の中身を調べると、どの様に聞いていたかが分かる。聞いた上で、自分の意見を言うから対話になる。