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続・仕事辞典
“産業人”を「価値を生む社会人」と定義し、まず身につけておくべき基本的な考え方や仕事の実務的ノウハウについて重要テーマを100厳選し、読者の「転ばぬ先の杖」になるようにとの想いで編纂しています。

2.お金の使い方・扱い方

◇良性の近欲と使うタイミング

1.「良性の近欲」で行動する

「良性の近欲」というのは、端的な言い方をするとキャッシュフローを増やすということである。反対に「遠欲」というのは、先行投資の考え方である。
産業社会で付き合う際には、お金になる人かどうかを考えなくてはならない。お金の話をどれだけスマートにできるのかということがある。日本ではお金の話をドライには言い難い。日本では、お金を払うというイメージをできるだけ持たせないようなやり方を工夫する必要がある。



2.お金は稼いでから使う

「お金は稼いでから使う」というのが原則である。稼ぐつもりで使ったお金がお金にならなかったときには、それは先行投資となり、回収するまではその資産は「在庫」となってしまう。
また、最悪回収できなければ、無駄な経費となってしまう。



3.コストパフォーマンスが最高になる考働をする

かかったコスト以上に収益を確保する。もしくは、収益がこれだけしかないという場合には、できるだけ少ないコストでいかに行うかを考えることが重要である。常にこのようにコストパフォーマンスを考え、考働しなければならない。 価値ある考働をするときの式「V=F/C(価値=機能/コスト)」で、価値が最大になるような考働・判断をする。



4.お金を使うタイミングを考える

ものを購入する場合には、自分ところの締め日の後に購入することが原則である。その一方で、販売の際にはお客さんの締め日の前に渡す。このことが同一月に行われれば、理屈上ではお客さんから回収したお金で支払いが可能となる。これが出来るか否かで資金量が大きく変わってくる。