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続・仕事辞典
“産業人”を「価値を生む社会人」と定義し、まず身につけておくべき基本的な考え方や仕事の実務的ノウハウについて重要テーマを100厳選し、読者の「転ばぬ先の杖」になるようにとの想いで編纂しています。

3.ルールは組織考働力をアップさせる

◇組織考働力アップのためのルール

1.人数分以上の成果を生み出すためには組織考働が必要

組織考働とは、例えば、2人の人がいたら、何人分の成果が出るかということである。組織考働をするということは、ある人数で、その人数以上の成果を生み出すことである。
組織考働力は、理念が共有化されていれば、ベクトル合わせが自然にでき、皆が同じ方向を向いて力を発揮できる為、ルールはそれほど必要ではない。しかし、皆が組織として同じ方向を向くというのは、組織の規模が大きくなればなるほど難しくなる。そのため、ルールをつくって方向性を共通認識して、組織考働力を高めなければならない。
ルールがあれば、共通認識の下で動けるので、関係する人間の間で調整したり、検討したりすることが省け、組織考働力が強くなるのである。しかし、ルールがあっても、それを守らなければ逆効果になる。ルールを守らない人がいると組織は混乱し、結果として組織考働力は弱くなる。



2.ルールは理念・方針の仕組み化

ルールとは、理念や方針を仕組み化したものでなければならない。なぜなら、理念や方針が基にあって、それに基づいて社員は行動しなければ成果が出ないからである。そのルールを皆で守ることによってベクトルが同じ方向を向き、結果として組織考働力が上がるということになるのである。