22.上司・先輩に対する礼儀作法

第1章:身につけておくべき産業人の常識

“産業人”を「価値を生む社会人」と定義し、まず身につけておくべき基本的な考え方や仕事の実務的ノウハウについて重要テーマを100厳選し、読者の「転ばぬ先の杖」になるようにとの想いで編纂しています。

22. 上司・先輩に対する礼儀作法

◇日常の中で気をつけること

1.経営社会へ入るために

経営者や上司、先輩は人生の先輩であると同時に、私達が活きていく産業社会、経営社会の先輩でもある。ビジネスは経営社会の中に入れるかどうかで、活躍させて貰える社会を得ることができるかどうかが決まる。

2.基本の礼儀作法

ここで、上司・先輩に対する基本的な礼儀作法をいくつか取り上げてみたい。

1.呼び方のマナー
上司:役職名で呼ぶ。もしくは「さん」を付けて呼ぶ
先輩:立場が下であっても「さん」を付けて呼ぶ
2.歩く時のマナー
上司と一緒に歩く時は、上司の前には出ず、後ろを歩く。しかし後ろを歩く時も1歩以上離れてはいけない。
3.食事のマナー
上司のペースに合わせて食べる。上司より早く終わっても、遅く終わってもいけない。
4.話しをする時のマナー
話をする時は、その時の雰囲気に合った目で相手を見て話す、聞くこと。また、上司が立って話をしている時は、自分も立って話をする。
5.言葉遣いのマナー
上司と話す時は、姿勢を正し敬語を使う。しかし、慇懃無礼な態度になってはならない。
6.相槌のマナー
上司との会話の中で相槌を打つ時は、決して「うん」と言いながら首を縦に振ってはいけない。「はい」と言うこと。

上記に取り上げたマナー以外にも沢山あるが、まずは上に述べた6項目について、改めて自分の態度を思い返し、実践に取り込んでもらいたい。

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