西山語録 「最新」&「2024年バックナンバー」

西山語録「最新」&「2024年バックナンバー」

◆経営を取り巻く構図

過去の「時代の変化」「社会の構造変化」「企業環境の構造変化」には大きな広がりがあったが、現代はほとんど重なっている。現代は、小さい変化でも一気に全世界に広まる。盥(たらい)の水みたいに、少し動かしただけで波紋が広がっていく。その変化に我々は振り回されている。
現代では、色々やらなければいけない時間がない。上図のように経営の範囲は過去から現代へ枠が広がっている(緑色部)。色々なことを考え対処しなければいけない。時間の使い方が、これからの経営の大きな課題になる。

◆ 感動の経営

期待される価格、納期、品質に応えられない企業はもちろん生き残れない。これからの時代は、この「期待」を応えるだけでなく、お客様に「感動」を与えることのできる企業風土が求められることになる。感動を与える経営、すなわち「感動経営」の企業づくりは「これからの企業」の重要な要因になるでしょうか。

 

 

◆ 「企業理念」の構築

企業理念とは、企業の対社会的認知行為、社会的お役立ちを前提にしたものであり、「事業領域」「事業の特徴や個性」その会社で働く社員、取引先、得意先と「共有する価値観」を意味する。また現代は、「企業力対企業力の競争」であり、企業理念は企業の総合力を発揮するベース、仕事をするベースとなる。

 

 

◆ 機動力組織への変革

あらゆる企業が激動する環境の中で企業経営を営んでいる。従来の線でかかれた組織図の組織では、確かに役割分担が簡単に分かる。しかし、組織図でお互いが理解している役割とは異なっていることが頻繁に発生している。このような時代には、「線の組織」から「面の組織」への革新が必要になる。「面の組織」は社員一人一人が「仕事」ではなく「役割」をもって、環境変化にタイミング良く、自発的に且つダイナミックに協働する組織である。

 

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