◆生産技術は物づくり、中堅中小企業の重要な武器になる
2025年1月20日更新
中堅中小企業にとって、生産技術の充実と実践力の向上は、これからの時代を生き抜くための重要なテーマとなる。モノづくりにおける「生産技術」は、単なる手段ではなく、企業競争力を支える「武器」となる。生産手段の中心的な要素は「加工機能」や「組立機能」に加え、「マテハン機能（マテリアルハンドリング）」がある。このマテハン機能の無人化に向けた取り組みが、効率性と競争力を向上する鍵になる。さらに、治工具を含めた生産技術全体の再検討も不可欠である。生産技術は、単なる技術の領域を超え、中堅中小企業が独自の価値を創造するための基盤であり、中堅中小企業が活き抜くための大きな武器となる。
◆独創性ではなく、独自性を追求する 2025年1月20日更新
オンリーワン経営をするためには、独創性がなければならないと考えがちであるが、そうではない。独創性、つまり全く新しいものを生み出したり、追求をしようとしたりするのは大変なエネルギーが必要となる。独創性ではなく、独自性を追求し、自社の独自性を言えるか、またそれを表現できるかということがポイントとなる。
自分で編み出さなくても、今あるものを自分流に利用し、いかに認知してもらうかということを考えることが大切である。それが独自性である。そして、自社の独自性を物語れるくらいまで追求しなければならない。
