2021年 ビジネスNEWS 「バックナンバー」
◆12月度C21プロフェッショナル・トップ研究会 開催しました!◆
~現代企業体質へ 旧体質からの脱皮~
①協働力
一人ひとりが考え、それを皆で議論し共有化することが重要である。そのためいかにミーティングをする時間
をつくるか、お客さん対自分たちのコミュニティをどうつくるか、これらがこれから益々重要性が出てくる。
それを上手くやった企業がパワーが強くなる。それが協働力である。
②集団思考
職場改善は集団思考から出てくる。集団思考が出来ない会社は改善ができない。大企業では集団思考に時間
がかかる。中堅中小企業は小さいだけ早い、それを優位に使う。集団思考をどうするか、それを教育しなけれ
ばいけない。それが大きなテーマになる。
◆12月度西山経営革新塾 開催しました!◆
12月度テーマ「異次元社会の経営革新要件検討」
~異次元社会の経営革新~
◆原点回避考働
①真の潜在(第三の)需要に応える組織体制とはどのようなモノか
我々は近欲的にお客さんとの取引についてばかりを考えてしまうが、真の潜在(第三の)需要は捉えていない場合が多々ある。第三の要望に応えられる会社組織構想を考えていく必要ある。特定の部門をつくるだけではなく、それができる人財を育てることが重要。
②「需要>供給」思考からの脱皮
お客さんから問いかけなければ、会社訪問やアクションをしないというのは、「需要>供給」時代にしか通用しない。「需要>供給」思考のままでは古い会社になってしまう。「供給>需要」時代に合った思考に変換していかなければいけない。
◆11月度C21プロフェッショナル・トップ研究会 開催しました!◆
~風土のSカーブ~
必ず事業はSカーブを描く、登っている時は我が世の春、ほどよい刺激を継続しておかなければマンネリ
化し内向きの話ばかりになる、何か問題がおきると奈落の底に落ちる。放っておいたらそのまま落ちて潰
れる可能性もある。そこでジャンヌダルクが出てくれば横に這いだす。新しい流れができたらまた上がる。
これの繰り返し。
◆11月度西山経営革新塾 開催しました!
◆
11月度テーマ「異次元社会の事業要件検討」
~多面組織考働~
一方では同業者と喧嘩するが、一方では同業者と協力しているといったことが、これからますます出始める。
つまり喧嘩ばかりではなく、協力し合うことでビジネスが広がっていく。
多面組織考働の中で、一つの手法としてTSSM(トータル・システマティック・セールス・マトリックス=全社営業)がある。人がするのか人以外がするのか、また営業部門が行うのか、非営業部門で行うのかマトリックス構造で考えるものである。
◆10月度DIG1(国際異業種交流会)開催しました!◆
~社員は就社社員・就職社員・就給社員で構成されている~
≪就社社員・就職社員・就給社員とは≫
①就社社員
社風・理念・社長に惚れて仕事をするタイプである。こういう人はロマンが語れるのが重要。
②就職社員
その仕事が好きだというタイプの人である。例えばものづくりが好きで、会社の方針とは無
関係という悪性と、会社の方針に沿って行う良性の両タイプがある。
③就給社員
給料をもらいに会社に来ている社員。仕事は何でもいい。給料分の仕事はしている社員を
「良性の就給社員」と言い、給料分も働かない社員を「悪性の就給社員」と言う。
◆10月度C21プロフェッショナル・トップ研究会 開催しました!◆
~自走型協働考働~
①統合は自走型でなければいけない
人から言われて・要求されて動くのではなく、タイミングよく自走型でなければいけない。
②分担ではなく連携
規模が大きくなれば核(中心)が増えるが、増えた中でも連携しなければいけない。管理不在の機構であり、それを上手く機能させなければならない。
③対立ではなく止揚の調整
全員を集めての会議ではなく、肝心要の主要メンバーを集めて調整会議が必要になる。対立会議ではなく調整会議をしなければいけない。いかにして両方の役割が上手く果たせるかである。1+1=2ではなく4にも5にもならなければいけない。妥協ではなく止揚の調整である。どっちが良いのではなく、良いところ悪いところをお互いに客観的に見えるようにし、お互いの素晴らしいところを出し合体させる。マイナスなところ、足らないところはお互いに知恵を出して考え足す。そうしなければ統合経営はできない。今まではお互いに分担し、分担したものを責任を持ってきちんとすれば良かった。しかし、これからは止揚の調整が必要になる。
◆10月度西山経営革新塾 開催しました!◆
10月度テーマ「統合経営を考える」
~「サンショウウオ型経営」と「笹の葉型経営」~
サンショウウオは穏やかな流れの中でほとんど動かずに生きている。そういった周りの環境に影響されずブレないサンショウウオのような経営方式と、激流の中を流れる笹の葉のような激変する時代の流れに沿って行う経営方式がある。現代は「サンショウウオ型経営」と「笹の葉型経営」のどちらかの経営方式に偏るのではなく、その状況に応じて経営の仕方を考えていかなければいけない。
◆9月度C21プロフェッショナル・トップ研究会 開催しました!◆
~現代は多様性社会~
多様性社会が一挙に出てきた。我々は多様性社会にどのように対応するかを考えなければいけない。
今我々が一番考えなければいけないことは身障者の雇用である。今は単に雇用しているだけだが、身
障者が持っている能力を活かす、活躍する場面を創る、ことをしなければ多様性社会の対応にはなら
ない。持っている才能を見つけ、伸ばし、本人も周囲も喜んで役割を果たせる社会にしなければ多様
性社会とは言えない。根本的に考え方を変えなければいけない。
身障者と弱者は同じと見ている。健全な人でもどこかが弱い、これを弱者と考えると、世の中弱者の
人が多い。身障者の能力をいかに活かすことを考えることと、健常者を一人ひとりどのように活かす
かを考えることは同じである。
◆9月度DIG1(国際異業種交流会)開催しました!◆
~集団力の中心になる中堅層の育成・活かし方を考える~
日本の強さは集団力である。集団力を強化するためには、トップだけが勉強して頑張るのではなく、
トップの周囲の人間も一緒になって頑張り会社を盛り立てていく事業の仕方をしなければいけない。
集団力がどこまで作れるか。それは管理力に現れてくる。
◆9月度西山経営革新塾 開催しました!◆
9月度テーマ「現代企業のビジネススタイルの革新」
~多軸型組織~
多軸型組織は軸が複数ある組織である。一方は稼ぐ軸、
一方は挑戦する軸である。稼ぐ軸は通常のピラミッド
型組織で動く。挑戦する軸は機動組織で動く。ピラミ
ッド型組織と機動組織の割合は7:3が現実的だろう。
“稼ぐ”ことが出来なければ会社は成り立たない。稼ぐこ
とは徹底してやらなければいけない。
◆8月度西山経営革新塾 開催しました!◆
8月度テーマ「異次元社会を考える」
~現代は多次元化社会~
これまでの3~4次元社会から、n次元社会へ移り変わっていく。3~4次元社会ではモノ、経済視点が軸となり、社会を捉えられてきた。人視点はプラスα的な要素としてしか見ていなかった。ビジネスを構築してから、その最適な人を活かしていくという流れだった。n次元社会では軸が変わり、人視点が中心となる。現代は異次元の捉え方をする時代に入っていることをまず理解してもらいたい。“人”からビジネスを考え、その結果として、モノが出てくる。主体となる軸が、モノ、経済から人に移り変わり、更に多数の軸が加わっている。
◆7月度西山経営革新塾 開催しました!◆
7月度テーマ「企業経営の本質再考の範囲と構造」
~人間性回帰~
①技術者はいまのスキルだけでは生きていけない
技術者は自分の存在性を考える機会が少ない。技能工は副業で稼ぐことも出
来るが、見方が狭いのでいまのスキルでこれからも稼いでいけると錯覚を起
こしがちである。そういった技術者は10~15年後には時代について行け
なくなり、技術者として活躍できなくなる。
②人間性が問われる
向上すべきは技術のスキルだけではない。以前はその道を追究したものはそ
れに相応しい人間性も備えていた。しかし、現代では人間性の成長が伴わな
い技術者も増えてきており、我々は、技術の能力に偏らない人間性の成長の
伴った技術者を育てていかなければいけない。経営において、経済視点は重
要な要素ではあるが、人間性回帰の重要性も増している。人間らしい社会を
つくる、皆が共存共栄できる社会をつくる視点がこれからの経営には必須に
なってくる。
◆6月度C21プロフェッショナル・トップ研究会 開催しました!◆
~新しい時代の社会構造/大産業都市・地方都市・田舎の3つの社会になる~
①大産業都市(大都市・大工業都市・大農業都市)
・人財(プロデューサー・中核人財)、人材(専門者)、そして労働者が大産業
都市を支える(働く)人たち。
・仮住まいで生活をし、仮住まいの人が消費する社会になる。
・国や地域社会など社会全体を動かす運営機構がある(警察・消防・官公庁など)
②地方都市
・大産業都市からの出先機関が集まる。
・高齢者の住まいなど。
③田舎
・大産業都市の仮住まいをしている人たちの本住まい
◆6月度C21プロフェッショナル・トップ研究会 開催しました!◆
~ビジネスの本質~
例えば、値引きは相手が満足していないから言われるのである。高いと思われるのは必要性がないから、
必要性があれば安いと感じてくれる。喜ばれる仕事をしていない、誰を喜ばせるかを考えていない。
会社からやれと言われたことをやっていれば良い、ということでやっているので必ず問題が起きる。素
晴らしいこと、喜んでもらえる人が増えた、そういったことが大前提に仕事をすることが基本ではない
か。これらがビジネスの本質の原点である。再確認し考えていきたい。喜んでもらえる大きさが売上規
模、喜んで貰える深さが粗利、自分たちがロスなく仕事をすることが純利益である。売上や粗利を求め
ていくのではなく、行動の結果として売上・粗利を受け取ることができるようにすることが基本である。
◆6月度西山経営革新塾 開催しました!◆
6月度テーマ「企業経営の本質再考」
~共栄共存が基本~
“共存共栄”という考え方から、“共栄共存”という考え方になりつつある。“共存共栄”はお互いが存在しているから、
共に栄えていこうという考え方である。これからはそれぞれがまずは自ら稼いだ上で、更に相乗効果を目指して共栄
する。価値を提供できる会社、人間でなければ共存はできないことである。つまり“共栄共存”は共栄できるなら、共
存しましょう、という考え方である。
まずは自社の共栄できる価値とは何かを考える。これからの時代は、これを見出すことが出来なかったら生きていけ
ない。独創的でなくて良い。しかし、関係者が認める独自的でなければならない。
◆5月度C21プロフェッショナル・トップ研究会 開催しました!◆
~ビッグデータアルゴリズムで生かされる社会~
今までは先進国からヒントを貰い、まっしぐらに走ってきたが、平成・令和にはテキストがない。過去のテキストで生きて行こうとしているが限界である。我々が生きていくためにこれからのテキストを作らなければいけない。そのためのデータは現場にある。現場で見聞きしていることをデータ化することが大切である。どんな変化が起きているか、データを捉えて色々な視点から総合的に分析する手法、それがビッグデータアルゴリズムである。
自分や自社に関係ないと決めつけたらビジネスやチャンスはそのまま通過してしまう。現場を見聞きすればいくらでもヒントがある、それをデータとして捉え、分析・解析し、自社とどういった関連があるかを捉えなければならない。
◆4月度DIG1(国際異業種交流会)開催しました!◆
~超過密超競争社会での共栄共存~
中堅企業は、ほどよい企業である。ほどよく競合のバランスが取れているが、それ以上に会社を大きくしようとしたら他社との競合がきつくなる部分(軋轢)が出てくる。
一方で、人口が超過密になってきている。超過密社会に応えるためにはそれだけ事業の拡大をする必要性があるが、会社を大きくするとバランスの良い関係が崩れるという矛盾が出てくるという仮説を持っている。これを基本にもって経営の戦略を考えていかなければならない。
超過密や競合他社との共存、そしてそれぞれと共栄することを考えなければいけない。今までの共栄の延長として共存の戦略はない。共栄と共存の2つの戦略を一つの戦略として考えなければいけない。
◆5月度西山経営革新塾 開催しました!◆
~総合視点への変化~
これまでの経営は、物資視点、金融視点からなる経済的な視点を重点に捉えられてきた。これからは、ICT視点は勿論であるが、人間的視点が大きなウェイトになっていく。人間的視点はこれまで、経営の中心的問題として捉えてられてこなかった。人間的視点では特に管理職の仕事の仕方が大きく変わっていく。これからは4つの視点を総合的に考えた経営が求められる。
①金融視点の減少
②物質的視点では制約条件が強くなる経営を求められる
③重要視される人間視点
◆4月度C21プロフェッショナル・トップ研究会 開催しました!◆
~IoT化の進む現代~
人間の生活、動きなどの 自動化・無人化・システム化が進んでいる。人対人というよりは、人の動きはシステム化され、システム化されたもので人は生活をせざるを得ない。その中で、今はアルゴリズムがどのような形で作られていっているかがが勝負である。
アルゴリズムを作ることができれば、システム化することは難しくない。メカトロ化の裏には省人化、無人化があり、コンピューターを触らずコンピューターで生活することになる。今までは自分たちの手間を減らすために、自分たちの仕事のためにシステム化されていたが、今は無意識化されている。無意識化のアルゴリズムをどれだけ作りだせるかが重要である。
アルゴリズムは今までは顕在関係者だったが、潜在関係者まで入ってきている。自覚していない人まで自覚のないままでサービスに乗せる流れにかわろうとしている。今は関係者がのってくることばかりをやっているが、乗せていくビジネスへ顕在から潜在へビジネススタイルが変わってきている。
◆3月度西山経営革新塾 開催しました!◆
◇3月度例会テーマ「これからの企業づくり考働」
~戦略経営~
現代は、与件的変化と選択的変化を整理し、与件的変化を防御しながら選択的変化をうまく捉えて定期的に戦略を立てなければならなくなって来た。これが戦略経営である。戦略経営は担当者を決めたり、専属のセクションをつくるのではなく、戦略経営を検討する時間をつくることが重要になるのではないか。始めから全社で取り組むことは難しいが、まず1つの部門からでも始めることが良いのではないか。
◆3月度C21プロフェッショナル・トップ研究会 開催しました!◆
~ビジネス化する知恵が必要~
地方都市の動きはビジネスの材料になる。ビジネスは我々が気づいていないところから誕生しつつある。
ビジネス材料があったとしても、それをビジネス化出来る知恵を持っておかなければいけない。ビジネス
化は今までの考え方では成り立たない。材料を活かせる人財がいなければ中堅中小企業はビジネスをする
ことは難しい。
◆霧研(次世代経営幹部養成研修)2021年度 参加者募集!◆
2021年度の募集を開始しました。霧研では次世代企業を担う中核人財を育てます。知識・技術だけでなく、実践で活かせるように自身の課題を基点として講義・課題研究を行います。また異業種間での交流、視野・考え方の幅を広げ、産業人の財産である人脈づくりの基礎を体得します。経営幹部の育成にぜひご活用ください!
◆2月度C21プロフェッショナル・トップ研究会を 開催しました!◆※一部ご紹介いたします。
~革新を常に目指す風土をつくる~
一言で言えば、「失敗を活かす」。自分の失敗はもちろん、部下の失敗も活かす。やったことがないことをすると必ずといって失敗する。しかしその失敗に怒るのではなく、その人の成長に繋がるため失敗を許す。失敗の中に成長するヒントがある、失敗したことを今後どう活かしていくか、という考え方ができるように持って行く。いまの若い人は未知のことをしようとはしない、仕事の範囲を自分で狭めている。そのためにも、失敗を成功の材料にする。そういった仕掛けを持つことが大切である。
自分が活躍するということよりも、皆をいかに活躍させるかを一生懸命努力する。会社のDNA、空気、社会環境の激変、そういった中でも活躍できる渦をつくるのが我々の役割である。
◆2月度西山経営革新塾 開催しました!◆※一部ご紹介いたします。
◇2月度テーマ「未来に活きる企業革新の風土づくり」◇
~社会の変化からリエンジニアリングを捉える~
(1)社会が変わるから、会社が変わる。
(2)会社が変わる大前提が事業革命(リストラクチャリング)である。
(3)現代はリストラクチャリングだけで済む変化ではなく、リエンジニアリングが不可欠になっている。
(4)現代のリエンジニアリングもまた革命的である。